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組込み向け画像認識ソフトウェア開発

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プロジェクト内容

組込み機器に対して、画像処理技術・画像認識技術を用いて、物体認識等の各種機能を搭載するプロジェクトです。
仕事の内容としては、お客様から受領したリファレンスコードを組込み向けのプロセッサに移植し、リアルタイム処理が可能なレベルまで高速化を行います。低消費電力・低クロック・小メモリで動作する組込み向けプロセッサ上で高度な画像認識処理をリアルタイムで動かすためには、プロセッサの特性を理解した高度な最適化が要求されます。
リファレンスコードの移植・最適化の他に、アルゴリズムまで踏み込んだ高速化の提案も行っています。入出力が一致する状態でより高速なアルゴリズムへ置き換えをしたり、ときには処理速度を優先して多少性能が低下してもより高速に動作するアルゴリズムの提案を行うこともあります。 また、お客様の求める機能を実現する画像認識アルゴリズム自体の開発を担当することもあります。論文調査の結果からプロトタイプの作成と精度検証を繰り返すことで性能向上を実現し、さらに組込み向けのプロセッサへの実装と最適化を行うという、製品化までのすべての工程に携わります。

このプロジェクトのやりがい

組込み向けプロセッサは低消費電力を実現するために性能が抑えられており、そのような環境で目標となる処理性能を達成できた時は、プロセッサを使いこなしたという大きな達成感が得られます。その過程で様々な最適化のテクニックやプロセッサに関する知識が身につくので、自身のスキルアップに繋がる点も励みになります。
また、自身の提案がお客様に受け入れられて開発計画に反映されると、お客様の活動に貢献できたという気持ちになりやりがいを感じます。

プロジェクトメンバーのコメント

プロジェクトのメンバーは様々なバックグラウンドを持った方が在籍しています。自分一人で考えて解決できないような課題でも、周りのメンバーに相談することで思わぬ方向から解決策が浮かんできたりしてとても助かりますし、もっと勉強しようという刺激にもなります。
また、お客様から指示されたことをただこなすような一方的な関係ではなく、こちらからも性能改善につながるような様々な提案を行うことで、共にプロダクトをつくっているという意識が持てるようになります。このような提案型の活動ができるのも、本プロジェクトの魅力だと思います。

役立つスキル、知識

  • C、C++のプログラミング経験
  • 組み込みソフトウェア開発経験
  • 画像処理、画像認識アルゴリズムに関する知識
  • 論文を読み解いてアルゴリズムを実装するスキル

社員インタビュー

このプロジェクトに関連する社員インタビューも公開しています。