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【特別寄稿】

フラッシュストレージの性能を左右するコントローラとソフトウェア
福田 昭

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イントロダクション

スマートフォンやメディアタブレット、デジタルカメラ、ノートパソコン、デスクトップパソコン、サーバーなどでは、「フラッシュストレージ」と呼ばれる記憶装置が使われています。フラッシュストレージには、数多くの部品が載っています。そしてフラッシュストレージの開発には、数多くの技術(「要素技術」と呼びます)と技術者(エンジニア)が関わっています。中でも重要なのが、「コントローラ」と呼ばれる技術と部品です。コントローラはハードウェアとソフトウェアで構成されており、最近ではコントローラがフラッシュストレージの性能(速度や信頼性など)を左右するようになってきました。

このシリーズでは、フラッシュストレージの基本的な事柄や、フラッシュストレージの中でも特に高度な「SSD(ソリッドステートドライブ)」のコントローラとソフトウェアの役割などを基礎から解説していきます。

著者について

福田 昭

半導体に特化した専門ジャーナリストとして、半導体技術の進化や市場のトレンドなど焦点を当てた深い洞察を業界内外の読者に提供しています。次世代メモリ技術、次世代CMOS技術、企業・市場分析など、最新の業界トピックスに関する独自の分析は、専門家や興味を持つ読者にとって重要な情報源として高く評価されています。

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